私が「過労で事故を起こして死にかけた」日に気づいた“教師の働き方の危険信号”
教職3年目の冬。土曜日の午前中に部活指導をし、そのまま学校に戻って残務処理。
帰宅中、突然記憶が途切れ、気づいたら反対車線の縁石に突っ込んだ車の中にいました。
幸い怪我人はおらず命に別状はありませんでしたが、車は廃車。
「この働き方では、いつか本当に死ぬ」と震えました。
【結論】学級経営が整うほど、仕事量・ストレス・疲労は劇的に減る。
どうして若手教師のクラスは崩れやすいのか?——あなたが悪いわけじゃない
学級が落ち着かないと、まるで“自分の価値ごと否定された”ような苦しさを感じます。でもそれは、あなたのせいではありません。
経験不足よりも“仕組み不足”が原因
POINT
若手がつまずく理由は「経験が浅いから」ではなく、“クラスを回す仕組み”を教わっていないから。
学級崩壊は“積み重ね”で進む
⚠ 崩壊の積み重ね
- 注意が伝わらない日が3日続く
- 見逃した日が5日続く
- 小さな前兆を放置した日が7日続く
クラスが荒れると“自分の価値”まで揺らぐ理由
クラスの状態 ≠ あなたの価値
学級経営は技術です。正しい型を覚えれば、誰でも立て直せます。
【まとめ】
・若手が崩れやすいのは仕組み不足
・崩壊は“静かに蓄積”して進む
・クラスはあなたの価値を決めない
学級崩壊を止める担任の「5つの原則」
私は事故をきっかけに、学級が整っていない状態がいかに働き方を壊すかを実感しました。この5つの原則は、何度もクラスを立て直して得た“生存知”です。
原則①:最初の1分で空気を整える
授業の入りは『儀式化』する
- 黒板に流れを書く
- 静かに深呼吸して待つ
- 3つの合言葉を毎日同じトーンで言う
原則②:注意より“事実の言語化”を優先
✖「どうしてできないの?」
◎「いま席を立っているね」
事実だけを伝えることは、生徒の防御反応を最小限にします。
原則③:トラブルは“成長のきっかけ”
トラブルこそゴールデンタイム
感情が動いた瞬間こそ、学びが深まる最大のチャンス。
原則④:毎日のルーティンで揺れを最小化
- 朝の会の進行は固定する
- 提出物の流れを明文化
- 教師自身も同じ動きをする
原則⑤:困っている生徒は放置しない
困っている子を見つけて1on1で話すだけで、クラス全体の荒れは半分減る。
【まとめ】
・空気づくりが最優先
・注意は事実だけ
・困っている子に寄り添うことが根本改善
“話が通じない”保護者と向き合う3ステップ
保護者対応は若手教師の最大の不安。ですが、正しい順番を知れば必ず対話できます。
STEP1:まずは「聞く」
まずは最後まで聞く
遮らず、相手の言葉をすべて受け取る。それだけで保護者の緊張は半分ほど解ける。
STEP2:事実と感情を分ける
STEP3:言いにくいことを先に伝える
「まず結論から申し上げます」から始めるだけで、合意形成の成功率が激増します。
【まとめ】
・まずは聞く
・事実と感情を分ける
・難しい話は先に伝える
担任が「自分の心」を守る3つの視点
学級経営で最も大切なのは、担任の心です。心が削れた状態では、いくら技術があってもクラスは安定しません。
視点①:完璧主義は心を壊す
視点②:「できない日」があるのが人間
視点③:小さな達成を意図的につくる
【まとめ】
・完璧主義は危険
・できない日を許す
・小さな達成が心を守る
命を落としかけた私が辿り着いた「持続可能な働き方」
①:業務の8割を捨てる
②:仕組み化がすべて
③:一人で抱えない
【まとめ】
・やらない仕事を決める
・仕組み化が担任を救う
・相談できる相手を持つ
あなたは必ずクラスを立て直せる
クラスはあなたの価値ではない
立て直しは必ずできる
あの日の事故が教えてくれたこと
あなたが健康でいることが、生徒にとって最大の贈り物。
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